ikoriのブログ

あふれてしまいそうなこと わすれてしまいそうなこと おぼえていたいこと  かんじたこと 日常の記録

感謝❤回想

長男くんがミシン学習で
エプロンを作ってくれました
テトリス😊下の方もブロック積まれていて可愛いのですが 名前が入ってしまっているので上の方だけ撮影💕

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ホントは本人のお手伝い用かな?
だけど私はあまり体が大きくないので もう共有出来ます💦
靴のサイズもちょうど一緒  まもなく抜かされちゃいますね


土曜日の朝は曲がるようになった 指をなぜながら治療のことを
思い返していました…

2年前は 真っ暗闇だったな…って
寝室も、夜中うるさいから別の部屋へ 行くよう言われ 寒い中 
夜中痛みにたえながら よく一人で泣いてました。暗くて寒くて不安でただ心細かった…
朝方痛みに疲れ果てて寝るも次の日は寝不足。やっとの思いで子供を送り出して 
仕事して買い物して帰ると電池切れ、寝不足のだるさと痛さで家事も進まず 
夕方眠気で椅子に座ってよく寝てしまっていました。 
やっとの思いで夕飯を食べさせるとまた、椅子で寝てしまい
はっと起きると夜中の12時に…細かい学校の用意、お便り、夕飯の食器を洗うと 
もう2時過ぎに やっとお布団へ入っても痛みに飛び起きてしまいます

すべてがグダグダで、そうするとまた何か言われてしまうし、痛みはどんどん広がって強くなっていくし…
病院も見つからない…病名も治療もない、旦那さんには大して働いてないのにサボるのもたいがいにしろ といわれ 
抜け出せない地獄無限ループのようでした。もう毎日息をしていることが苦しかった
すでに拷問を受けているかのようなのに…

もっと痛くなって このまま死ぬんだろうな…と漠然と感じていました。

リリカに出会うまでも何回も何回も薬を変えました。
リリカを飲み始めてやっと効いてくれた!この小さな白い粒があの苦しみを取ってくれるのかと期待しました
でも半年間は右肩上がりに薬が増えるだけ…強い副作用との追いかけっこです
どこまで増えるのかな…先生は「600ミリまでは飲めますから」…
もうそこまでは副作用で体の方がダメになってしまうと自分で分かっていました……
先生に不安を告げると 痛みと副作用を天秤にかけて飲む量を決めるように といわれ、本当に痛みって孤独なんだなぁとひとり思いました。


それが……それが魔法のように鍼を始めて薬は増えなくなりました。
治療をはじめてしばらくたつと、毎日ではないけど夜眠れるようになって。
その時の私も去年の(今からだと一昨年ですね)私に、もう泣かなくて大丈夫だよ、と言いに行ってあげたかった。
でも今年の私も去年の私に、不安にならなくても、もっと良くなるんだよ💕って教えてあげたいです。
今は痛みで起きる日の方が少なくなりました😊もちろん、今日から良くなりました、治りましたということではないけれど 
気持ちが上向きになったことが何よりの証拠で 色んな事挑戦しようなんて思いもよらなかったし 
ピアノもまた弾く日がくるとは思わなかった…体調が不安で離婚できるとも思わなかった…


本当にありがとうの気持ちでいっぱい✨
初めて治療の帰り、先生が 夜は寝られているんですか?
と声をかけてくれたのを思い出して 号泣しながら帰ったのを覚えています
(そのあと爆睡してしまうのです。電車の中で…今思うと鍼の作用だったのですね)


これからも 先生にはご自身のお身体に気をつけて 
たくさんの方を救って頂きたいなと思います😊✨みんなの宝物ですね✨



曲がるようになった指で
リクエストのハンバーグ作れました💕
中にはチェダーチーズが入っています

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思い返せば体が動かないときは
例えばこんな風に乗り切ってました

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(右上)フライパンにハンバーグの種を引き詰めてピーマンを並べて焼いて
(食べればピーマンの肉詰めです)
ケーキのように切り分けて
ソースをかけて出していました

今少しずつリクエストにも応えられて
本当に嬉しいです


先生 ありがとう😊✨


実際にはお伝えすることは
できないけれど
こんな私の
お話しも丁寧に聞いてくださって
見放さないでいてくださって
本当に嬉しかったです😌


色んな病院の先生に、勘違いなんじゃない?歳じゃない?更年期?若い頃の無理が出る年齢だよ、
検査結果なんともないよ、うーん、とりあえずリウマチの薬飲んでよ、俺専門外だけどさ……色んな事言われてきました


でも今は
そんな辛さも 痛みの恐怖や孤独も
理解を得られない苦しさも
動かないもどかしさも
できなくなる悔しさも
寄り添ってくださった方の優しさも
色んな事をおかげさまで
学ぶことが出来たと思います


そして死に対しても それまでは
子供がこの年齢にならないと とか
この経験を一緒にしたい とか
そんな風に思っていました、でもこの経験を通して 
そこへの拘りや執着を手放していくことが出来ました。
もうね、それかタイミング
仕方ない って
それなら後悔しないように日々を過ごし
丁寧に声をかけること と思います

どんな方とお会いするときも
子供でも親でも どこかに
また会える事が当たり前ではないと
思って日々過ごしています


まだまだ調子の悪い日もありますが
母が治療に出会うまで7年近くかかったのだから、
折り返しもそのくらいかかる気持ちでゆっくり治したらいいよと
言ってくれました😊

あせらず、ゆっくり
元気を取り戻して行きたいなと思います

長くなりました。日曜日 指は完全に戻りました