ぼくはちゃんとママがお母さん
できること知っているから
今はおやすみしてて
おやすみしていないと治らないんだよ
ぼくが骨が折れてしまったときみたいに
お母さんするのは
治ってからでいいんだよ
ぼくがするから…
といって洗濯物を引き出しにしまってくれた
甘えん坊で
今朝も6時前、起きても
一人でリビングにいられなくて
私を起こす、小さな彼。
上履き洗ってね
といっても、嫌だよ。という彼
でも、七夕の短冊に
ママの体が治りますように と書いていたの
ママは知っているよ
ありがとう
言葉の力で動き出せる力が
まだママには少しあるよ
大きくなったね
小さな手を握りしめて
心で泣いた