ikoriのブログ

あふれてしまいそうなこと わすれてしまいそうなこと おぼえていたいこと  かんじたこと 日常の記録

うた

残像

残像… 残像を探して同じポーズをとってみる悲しいほど私は足が短く あなたのフリにもならなかった 仕方なしにその場所を せつなげになでて触れた 夏の朝 キャリーカートのタイヤの音を かき消すほどに鳥たちの声はまだ暗いというのにけたたましかった 夏の薄…

春の

朝 お庭に出るとお花が開きそうでしたとっても嬉しい 御天気曇り空ですが 今日も幸せだなぁっておもいました しばらくはお天気ぐずぐず しそう 春のあたたかい雨です食材の春雨も この春の長雨 菜種梅雨のしとしと と つややかな雨をキラキラとみたことを由…

みずたまり

春の日に こんなに淀んだ水たまりにも光は空を映してくれる 濁った水に映った空は少しだけ鈍い青をしていた 私は足元にも頭上にも空を見た この水は 流れてはいかない 春の優しい銀色の日の力でゆっくり空へ帰り生き物が目を覚ましたばかりの大地の力で地に…

滲む

滲んでいた その街が滲んでいたのか 街をみつめる目が滲んでいたのか… 滲んでいた…… 雪は、溶けていた 街にふる 珍しい雪 でもそれは跡形もなく 雨に溶けて消えていった… 白かったはずの街はいつの間にか …滲んでいたわたしの目が、滲んでいるのか それはわ…

Beer

余程のどが渇いていた 缶の半分ほどの 少し気の抜けたビールを おもむろに 立ったまま ゴクゴクと飲み干した 普段は飲みかけたりしない 余程の事があったのだろう 飲み置いたビールを飲むこともしない 余程の事があったのだろう 余程に夢中になる事… 飲み残…

酔っ払いの戯言😊

自由に自分を生きようと思うでも誰かを傷つけてしまうのならそれはやめてしまおう でも偽りの自分を生きることはどこか辛くてどこかすべてに自分がいないようちゃんと閉めたはずなのに箱の口は時に 音も立てずに開いてしまうから 自分を生きようとすると 大…

愛と淋しさとリズム

今日はまた お気に入りの詩をご紹介しようと思います形井 秀光 さん という方の作品です 人は淋しいのです人は淋しいのです 愛を計れないから人は淋しいのです 時に追われているから人は淋しいのです 目を閉じて眠るから人は淋しいのです 人は人だから人は淋…

ライオンとコトリ

コトリはライオンにききましたこれから私を食べる?するとライオンは笑っていいました 君みたいなちっぽけ 食べてもお腹いっぱいにならないよそれなら そこで素敵な歌を歌っていてくれた方がずっといいそれなら 空を飛び回るのを見せてくれていた方が たいく…

まどろみに沈めて

夢の名残り…シーツの 皺 がたったひとつ 夢と現実を つなぎとめた 嘘なのかもしれない 幻なのかもしれないそうねもう一度ここで横になって 白昼夢をみよう あなたは会いたい人がいますか?…

黒いコートは花びら柄で

散る花に 胸が高鳴った ほんのり優しいピンク色 ゴツゴツとした 雨に濡れて まるで黒い岩のように光る幹や枝から こんなにやわらかで可愛い色の お花や葉が芽吹き 私達の中には こんな柔らかなものが 生きているんだよ、と諭されるよう雨の日 風に散る花びら…

シナリオ

自由に夢を見られたらいいのに… 寝る前に思い浮かべたシナリオ通りに なったらいいのに…会いたくて ずっと ずっと 待ってる人がいるのに 夢でね といってくれたのに どうしても したいことがあるのに それはねこんな木のテーブルでお茶をして お話しすること…

朝日

教えていただいたこと 夜明け前の 藍色の深さ 輝きを増す星たち静かに音もなく夜が明けて 夜と朝が混じるとき 手を放すのが名残惜しいというように 例えようのない美しい 色が重なっていくこと 空が繋がっていて この地球の どこかで黒いシャツを新しく羽織…

海の底へ

深く深くもっと深くと……闇の中で手を引いてくれるのはだれなの体がどんどん沈んでいく 音もなくトンと底へ辿りつくと 何かあたたかいものといっしょに 体が浮かんで フワフワただよっているよう このまま死んでしまったとしても 気がつかないだろうな…ってく…

妖しく光る

おはようございます 今朝の5時 青黒い雲の合間に お月様を見ることができました なんて妖しく綺麗なんでしょう そんなお月様の下 少し瞑想です 夜明け前一番闇が深くなるといわれています あなたのトンネルも同じかもしれません 闇が深くなるとき 不安になる…

鍵束

好きな音 どんな音…?目をつむっているとね 遠くから聞こえるの鍵束のゆれる音幾重にも キラキラ シャラシャラ 金属のぶつかる 心地いい 高い音 低い音… それはあなたの小さな足音の 伴奏のように✨ ありがとう💕 生きてきて良かったな 生きていて良かったな… …

ゆめのあとに

一話完結 続きのない小説…… 白紙の原稿用紙……物語は淡く続く 読み手の心の中だけ 誰に触れられることなく 自由に思い馳せる それは 幸せか 夢うつつ……… それを何者も 縛ることはないのたから 静かに 深く 呼吸して そっと紡いでいこう… 右の耳があつく熱を帯…

ゆらめく こころ

最近はボリューム感あるブログでしたので 少し休憩です 私の好きな詩を紹介します。 金子みすゞさんの詩です。 星とたんぽぽ 金子みすゞ青いお空のそこふかく、 海の小石のそのように、 夜がくるまでしずんてる、 昼のお星はめにみえぬ。 見えぬけれどもある…

✨みせてくれた✨

幸せに なる 幸せって 成るものなのかな幸せって創るもの? 幸せってふってくるもの? 幸せって沸いてくるもの? 幸せってつみあげるもの? 幸せって かんじるもの。だから、きっと たくさんの素敵な物(者)に囲まれても たくさんのお金に囲まれても ダメなん…

小さな銀杏並木の前で…

まっすぐ立ち続けることたまには辛くないですかいつも誰かを庇い 支え 凛としていること時には辛くないですか 雨に葉を濡らし葉をつたう雫と共に誰にも知られず泣くのですか 暴れる風に枝をゆらしその葉音に隠れて誰にも届かないと知りながら思い切り叫んで…

なし

真夏の奇跡✨もう白露をむかえ とうに夏は終わっている 蝉の声は聞こえなくなり 秋の虫たちが愛を求めて ないている………寝室の窓はひっそりと 結露をしはじめて……もう肌寒い真夏の奇跡があったなら どうか魔法をとかないで…と 新月のおつきさまに ………お願い✨心…

下弦の夜に🌃

時折くる 想いの波に波がひくたび 私の両脚は 深くふかく沈んでゆく………潮風が こちらに向かい吹きつける このまま……髪をなびかせ 潮の香りで胸が満ちたなら…… 目を閉じたまま 見えなくなるまで 静かに沈んでゆこう 地球の中へ………

ぬけがら

確かに この中に居たはずのに今は抜け殻そっと触れたなら… …まだつながれるのかな 楽しく鳴いている? 命をちゃんと輝かせている? それなら いいのお洋服のこして✨

あの一瞬を

今日は立秋ですね秋というには…なかなか 感じられませんが もともと二十四節気は中国黄河から きたものですから 少し時差的なものもあるのかもしれません でも移ろいゆく季節を良く表していますね 昔の人の知恵もたくさんつまっています。 私は季節を感じな…

風が頬を撫でた

夢うつつ.… 静かに風がページをめくる あふれ出す音に 右の耳があつく熱を帯びた 心地良く

幕開けみたいに

あんなに沢山雨がふっていたのに痛い程の日差しが、急ね、降りそそぐ…太陽がギラギラと輝く夏が…いつだって私達は必然の中にいるはず流れに逆らわずに今は夏の香りの中で

春沈華

川のそばをお散歩 風に舞った花びらが白波だったみなもに浮かんで流れていく… 花の川 ピンクに染まる川 春の強い風に吹かれてさらに踊るようよ 流れていく これなら海まで流れて行けるのかな…… ………ここから海は遠いから…沈んでしまうよ。 きっと… じゃあ、お…

かいこ 

ある春の晴れた日 腕を組み 宙を見上げる 今が生きている この部屋に過去が生きている今と過去が想いと重いが待ち合う部屋 よく磨かれた窓ガラスが 春の冷たい風を遮り 温かな日差しだけが 部屋をやわらかく満たしていた ……しずかだ 窓の外では 未だ冷たい風…

今宵

おつきさま おつきさま 今夜もきれい 今夜はとても寒い 風が音を立てている 震え上がるようよ 何者の香りも足跡もきえてしまうよう ひとりの夜道も一緒なら心強いね おつきさま こごえていないかしら 私の息は白い 手袋していても指がしびれてる おつきさま …

ごぜん よじ さんじゅっぷん

あなたは知っている? 虫たちの声ひびく この午前4じ30分を さめやらぬ夏の匂いを かかえた冷たい風を 星の光るやわらかな藍色の空と 鼻を突く澄んだ朝の香りの同居する 刹那の時を あお の濃さが薄まりゆく瞬間 にじむように入り交じる朝と夜の色 そのはじ…

けむり

まっすぐ まっすぐ たちのぼり すーっと消える 音もなく けむりさん けむりさん どうかわたしの いたいとこ いっしょにつれて お空にきえて