ikoriのブログ

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神の慮り

あまり格言めいたことはいわない母が
 
「私が生きていて一番響いた言葉なの」
 
と数年前私にくれた1枚の紙がある。
 
2年前、小腸癌で命の危機に陥った母。
 
運良く健在だけど、なんとなく、
 
この言葉が母の遺言なのかな…
 

なんて、勝手に思っている
 

生き方のヒントなのかなって

 


ニューヨーク大学リハビリテーションセンターの壁に書かれていた作者不詳の作品です。
 (掲載に際し、問題がある方はコメントからご一報ください)

 


神の慮り(かみの おもんばかり)
 
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと
弱さを授かった

より偉大なことが出来るようにと
健康を求めたのに

より良きことが出来るようにと

病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

世の人々の称賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった
人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
命を授かった
求めたものは
何一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬものであるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは
すべて叶えられた
私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されたのだ

 

私も母の言っていたこと
なんとなくわかる気がする

命があることに感謝して
本当の幸せというものが
どこにあるのか
なぜ、苦しむのか
時に立ち止まって
考えてみると

いいのかもしれないね😊