男の子の自転車って 壊れるよね
パンクかな？自転車屋さんへもっていくと
これはどんな腕が良くても無理だよ～
原因は強くブレーキかけすぎだね
腕がみせらんねぇなぁ…
後ろのタイヤを交換することに
発注して交換してくれるとのことで
預けて帰りました
すると夕方自転車屋のおじさん、もうおじいちゃんかな
なおったよ、取りに来て
2500円でいいよ。と連絡があり取りにいきました
なんでも、後ろからほかのタイヤを張って補修してくれたみたいです。
さすが地元で60年近く自転車屋さんをしています
えー！すごいですね、というと
今の若い自転車屋じゃ、こんな手間やらねぇよな
新しいのかえって話だもんなぁ、俺は昭和の人間だからよ
他のところなんともねぇんだもん
と真っ黒な手で煙草をくわえながらクシャっと笑いました。
タイヤ交換で6000円と話していたのですが
（なんとなくおじさんは最初から直してやってみてダメだったら
という気でいてくれたのが後で伝わりました）
メーカーも在庫ないから時間かかるとさ、
坊主も飛んで歩きたいだろうからよ 何日ものれねぇんじゃさ
といってくれました
今は、服も家具も安くて使い捨てって超消費社会ですよね
みんな自分のやりたいことを楽しむよりも物を買うことに追われてる
こうして物を大切に使うことこそがエコにつながりますよね
感謝にお金と数十枚か紙のマスクをお渡しして…
少し世間話…
おじさんが
唐突に、3年前だったかな、、おっかぁが天国に行ったの
…そうでしたか、今はこちらにお一人なんですか？
ああ、車椅子でさ、脳の血管やっちまってさ
…何年ぐらいまえのことなんですか？
７，８年かな まいんちさ、そこのリハビリ施設まで
車でおかぁのせて毎日通ったんだよ と軽のワゴンにあごをつきだしました
…おかぁさん毎日ご主人に送り迎えしていただいたり 幸せでしたね
煙草をくわえなおすと あんた そう思うかい？
…はい。思いますよ と笑うと
おじさんはホッとしたように くしゃっと笑いました
おじょうさん、子供は双子だけなんか？
…そうです
この辺もジジババばかりになっちゃってさ
もうひと頑張り、たのむよ
（おじさん、先ほどから私を おじょうさん と呼んだり
いくつに見えてるのかなぁ…もうね、そんな年齢でもないのよね…）
…そうですね と笑っておきました。
夕暮れ時、私と話して急に おかぁさん（奥様）のこと思い出して
しまったのかな…
おじさんの横では、時が止まったように
あの昔の石油ストーブが赤く燃えていました
素敵なご夫婦の愛に触れることができて
すごく温かい気持ちになりました。
ぶっきらぼうな おじさんだけどきっと
優しかったんだろうな
ちょうど
おじさんに直してもらった自転車に乗って
店前の広場をぐるぐるしていた次男が戻ってきました
おじさんありがとう。
おう、またおかしくなったらすぐ持って来いよ
手を振ってお別れしました。
量販店で値段だけでネットで最安値を探して
買い物はそういう時代です。
自転車も自分お店で買ってもらったもの以外は修理しません
そんなお店も多いです。
商店やこういう路地のお店は
人から物を買っています
多少の値段がのっていても、この人から買いたい
このお店で買いたい。
お金にも温度のある使い方ってあると思います
そしてそれこそが生きたお金の使い方ですね。
今はそういうお店が少ないので、しようと思っても
下町や田舎にいないとできないかもしれません
でも、例えばコンビニでお手洗いを借りて
ありがとうね。のお気持ちに今必要でなくても ガムを一つ買う
私はこんなことも温度のあるお金の使い方なんじゃないかなと思います
節約や倹約も大切だけど、許す限り心が豊かになる使い方をしたいですね
そして自分やパートナーが（いる人はね ）
時間と心を切り売りして得たお金ですから
大切にね、大切にね 使えたら素敵ですよね
今週も１週間終わりますね
少し、お疲れになったのではないでしょうか…
お体 大切にしてくださいね
ご自身が想像したり画像を見たりしてワクワクすることがあれば
少しそういったことにわりきって時間を使って
リフレッシュできるといいですね
今週私は、夢ノートをして寝てみようかなって思っています
叶うかわかりませんが、今日はこんな夢を見たいです
そう書いてから寝てみようかなっておもっています。
これだけでも夜が来るのが待ち遠しくて
寝るのも楽しみです。自分のご機嫌を取る方法の一つです
