それぞれに それぞれの 物語があり
生活の 音と 色と リズムがある
黄色い光 白い光 弱い光 強い光 暗い窓…
着いたり消えたり…
夜の1時…すべての明りが消えることもなく
終わらない夜を過ごす人がいて
朝の4時半には数戸だった明かりが どんどんと
イルミネーションが点灯するように増えていき
それぞれの朝が始まる
みんな みんな 何かの物語の主人公
あなたを中心にどんなドラマも生まれ
登場人物も入れ替わっていく
遠くからこうして窓を見る。
私は映画を見ている視聴者かのよう
ドラマを想像しては かみしめたり、感動したり
あの明りや窓の向こうの会話を考えてみたりする
春が来るから、また少し物語を書くことを始めてみようかな